【ジワジワと使いにくくなるevernote無料版】
昔スマホを買い替えたときに標準でインストールされていたevernote。
通勤中に読んだ記事をクリップしたり、考えていることをメモにしたりと色々使い勝手がよかったんですが、いつかのスマホ買い替えの際に無料クーポンが付いていたので有料版を使っていてそのままにしてました。(それほど高くもなかったので)
ただ、徐々に料金が上がっていき、気が付くと年に一度の自動更新でけっこうな額を持っていかれるようになり、無料版に戻しました。
その無料版も複数端末の接続ができなくなったり、新規ノート作成数の削減・・・とジワジワ使い勝手が悪化して有料版への誘導が露骨になってきて、とうとうノート追加不能に...
【evernoteからの脱出】
さすがにもう使えないのでとりあえずデータをローカルに退避しようとしたらスマホ版のアプリにはエクスポートの機能がない(;'∀')
「evernote 代替」とか「evernote 移行」のキーワードでいろいろ調べてみたところ、具体的な移行手順と移行先が記されている記事を見つけたので、こちらを参考にJoplinへ移行してみました。
(念のため)
データを削除するようなことはしないですし特に問題は無いと思いますが、実際に移行する際は自己責任でお願いします。ダウンロードしたツールのセキュリティスキャン等の段取りは基本動作です。
(evernoteからノートデータのエクスポート)
この記事を参考にevernoteの旧版デスクトップアプリを入手。
ログインしようとするとスマホ版アプリのログインとバッティングするので、スマホ版からログアウトして改めてログイン('_')
ノートをローカルにenex形式でエクスポートします。
(Joplinにノートデータをインポート)
Joplinのインストールは割愛。
(同期先の設定)
Joplinの初期状態でトップ画面の左下にある同期ボタンをクリックすると、同期先の候補が表示されます。GoogleDriveが選べなかったのでOneDriveにしました。
スマホとか他の端末でも見えるようにしたいので設定しましたが、同期先を設定しないでインポートした場合にどうなるのかは・・・
いろいろ同期先はあるみたいですが、初期設定時に出てきた候補はJoplin CloudとDropBoxとOneDriveの3つでした。(たぶん)
(ノートデータのインポート)
evernoteからエクスポートしたノートデータをインポートします。
ファイルを選択してインポートを実行。
これをエクスポートしたファイル数の分実施して、データ移行は完了。
【まとめ】
evernoteの移行先はOneNoteとかKeepとかDropbox等、調べるといろいろ出てきますがだいたいその手の製品を扱っている企業の提灯記事や候補を挙げただけのものが多くて「実際どうやるの?」に応えてくれなかったので、具体的な情報があったJoplinに移行しました。
とりあえずインポートでエラーもなく、PCでもスマホでも情報を見ることができるので今回の移行は成功かなと思っています。
何よりevernoteから全データを手元にダウンロードできて一安心しています。ダウンロードできなくなることは無いと思いますが、課金圧を高めるためにダウンロードしづらくする施策をとってくる可能性はあると思います。
サービス側にデータを預ける機会が多い昨今、データロストの観点もそうですが、データをロックされるリスクへの対策として、自分のデータを手元にバックアップしておくことの必要性を感じました。